”そんなことできないよ”という課題に直面した時、 あなたの頭の中にはどんな言葉が浮かびますか?
個々の内面に起こるプロセスは、普段は自動的に行われているので気づきにくいものです。
私たち心理士は、個々の面接や心理検査を通して、
クライアントさんの内面に起こるプロセスの癖や傾向を探ります。
臨床家としても、自分自身の癖や傾向を知ることは大切だと言われていますが、
今の私たちは、クライエントさんのような気持ちで心理検査を受けることはできません。
今回のワークショップでは、課題解決場面をゲームによって設定し、
グーループの力を使って乗り越えるという体験をします。
あなたは何を考え、行動し、グループのメンバーとどんな関わりを作り出していくのでしょうか。
日常的に使っている力でありながら、普段は意識化されることはほとんどありません。
丁寧に自分自身を振り返ることで、自分の課題解決場面での振る舞いや思考がより一層浮き彫りになります。 自分の考え方や物事への取り組み方の癖を知ることは、
職場でのあり方や臨床でのスタンスに繋がる学びとなるでしょう。
本ワークショップは、社会的な場での自分を探求し、受容する一 助となることを目的としています。
2017年10月21日(土) 11:30〜16:30
3000円(食材費別途)
※持ち物などはチラシをご確認ください。
若林佑子
玉川大学において、幼稚園教諭、保育士資格取得。在学中より野外教育事業所ワンパク大学キャンプカウンセラーとして活動。卒業後非常勤職員として勤務。ルーテル学院大学大学院 総合人間学研究科 臨床心理学専攻修士課程修了、臨床心理士。母子生活支援施設少年指導員、発達障害児個別療育等に従事。臨床心理士登録No30175